nfbanana’s diary

どこかの誰かの戯言

ナナメを諦めるまで

ここにしか吐き出せないようなことを書かせてもらいます。
恐らく暗い話になるので、読まなくても結構です。



一人暮らしを始めてもう1年経とうとしてます。
実家からの荷物を届けてくれた黒猫のおじさんが自分のことを「〇〇君」と呼ぶようになりました。
もう二年目?なんて軽い会話もしました。

この一年、何があったかななんて思い出そうとしても年齢を重ねるにつれて時間が経つのは早いなんて皮肉にも言ったもので何も覚えてません。
覚えてることは2度目の入院をしたこと、人生4回目の失恋をしたこと、一時期とにかくヤバかったこと。



一つずつ振り返ると入院は一昨年の夏以来で一人暮らしをしてからは初めてでした。
実家から車で父親が2回ほど来てくれたんですが、これと言って話せるようなトピックスが無い。
湊かなえさんの「少女」という小説で病院はこの世で死に一番近い場所と表現されてましたが、まさにその通りだと思う。
まず白すぎる。衛生面を保つことを考えたらそりゃそうなんだけど白すぎる。ハリーポッターダンブルドア校長が2人で話してたシーンぐらい。(何作目かは忘れた)。
そして何をしていいか分からない。
2週間弱入院したんですが、前回の入院の経験からまず本を沢山持って行きました。村田沙耶香さんのコンビニ人間は意外と自分には刺さらなかった。

病院という場所が嫌いなのはもう一つ理由があって1回目の時は実家の方で入院。
自分は潰瘍性大腸炎という症状で入院しました。
この病気がやっかいなのがまず原因が分からない。
そして急になるもので若者に多い傾向にある。
ある日やたらトイレに行くようになりしかも便が毎回水。最初は元々、牛乳を飲んだらお腹がすぐ痛くなるぐらいなのでそんなに深く考えてませんでした。
そして食欲が湧かない。ノンストップで設楽さんが差し替えても食べたくないしなんなら吐き気すら覚える。
極めつけは便に血が混じっていたのでこれはヤバいと考え、すぐ近くの内科に行きました。
その後、大きな病院を紹介して貰ったんですがすぐに胃カメラをやることに。


しかも、この胃カメラが麻酔無しの下から入れるタイプ。この手術の日は午前中は胃をキレイにする為に薬を飲むということで午前中が終わりました。不味くて1回吐いたし。

手術は地獄みたいなもので胃カメラの先から空気が出ているのでずっとお腹が張っている状態でとにかく気持ち悪い。二度とやりたくない。
この手術で潰瘍性大腸炎が発覚し、薬を飲むことで落ち着いたんですがしばらくして今度は食道が細くなり4日連続ぐらいで吐いたりなんかして結果入院。
この入院中に胃カメラの手術も2回しました。
この2回は麻酔ありだったので助かりましたが。

入院した際、4人部屋だったのですが夜中に同じ部屋の人がずっと吐いてたりするのをカーテン越しに聞いてなんとも言えない気持ちになりました。
胃の病気なので消化器内科という所に入院してましたが、自分ぐらいの年齢の人はおらずとにかく孤独。そして壁は白い。

そして、この時何よりキツかったのが13年間実家で飼っていた愛犬が天国に旅立ちました。
土曜日の朝、落ち込みながら病室にやってきた父親。
父親の涙は久しぶりどころがもしかしたら初めて見たかもしれません。
こっちが泣いてる顔も見せたくなかったのでトイレに行って顔を洗いました。
前日、最後の力を振り絞るように鳴いて天国に行ったのですが何が悔しいかというとその次の火曜日に退院が決まったこと。入院が嫌いになった瞬間です。
父、母、姉は最期の瞬間を見れましたが自分だけが見れず入院したことをこの日ほど恨んだことは無かったです。
外出許可を貰い、自宅に一旦戻りましたが家に帰って目にしたのは段ボールに入って動かない状態の愛犬。
触っても動かないし冷たい。この様子を写真に収めるべきか迷いましたが、やめました。
病院に戻り、真っ先に自分がしたのはとりあえず悲しみに浸り忘れるということで乃木坂46の「サヨナラの意味」と星野源の「くだらないの中に」を聴きました。その夜、ジョブチューンで楽しそうにひな壇に座るバナナマンのお二人を見てちょっとだけ笑えました。


そんなこんなで1人暮らしを始めてからの入院。
実は1回目の時に退院する際、再発はほぼ無いと言われていたもののまさかの再発。再発の原因はストレスが関わっているかもと言われました。


2回目の入院はそこまで困ったことは無かったけどやっぱり1人は心細いし窓から見える陸上トラックとかサッカーの様子とか見てると何やってんだろ?ってなって嫌ではありましたね。
でも、そこまで大きく困ったこと、イヤだったことは無かったかな。そういえばオールスター後夜祭があったのはこの時。


続いて人生4回目の失恋。
ちなみに1回目が好きな人に目を見てキモいと言われ、2回目が三角関係的なことになり面倒くさくなり、3回目は彼氏がいる子に告白して真っ向勝負でフラれました。
説明するの面倒だから、こんな感じにしときます。

で、4回目は友達に誘われた飲み会でたまたま知り合って意気投合した子とLINE交換して、その子のバンドを早朝7時に出かけて2時間かけて見に行って上手くいってたはずがその後、何の理由も無しに急に嫌われて。
お願いなんで私のことは早く忘れてください
なんて言われちゃって。
本当に嫌われるようなことしてないからしばらく人間不信みたいな感じになりましたよね。
もしかしたら少しLINEがしつこかったのかもしれないけど。


最後にヤバかった時期の話。
これは本当に笑えないかもしれませんが、ちょっとだけ精神科医にお世話になったというか通っていた時期がありました。
朝起きたら確実と言ってもいいぐらい頭痛がする、食欲が湧かなくて正直2日ぐらいならご飯食べなくても大丈夫、やたら目が疲れるしイマイチ眠れない。
そして何より楽しいはずのラジオもあんまり面白くない。
色々迷ったあげく、占いと同じぐらい信用していなかったけど精神科医しか逃げ道が思いつきませんでした。
とりあえず色々と話をして聞いてもらって睡眠薬を貰いました。
この話は友達の中にも1人にしか話してないし、親にも話してない話です。



正直な話、この一年「死にたい」って思うことが少なくなかったです。
夜中に家の近くの陸上トラックを走ったり、自転車を適当に漕いだりなんてこともしました。
姉が持っていた漫画で主人公の人間関係に悩んだ女子高生がリストカットに走ったなんて描写があったけどこの時期の自分にとってはその主人公におけるリストカットが安定剤とするならそんな行動が安定剤と思ってました。



自分より不幸な人、苦しんでる人がいると言ってしまえばそれまでだけど何となく人を信用してない一年だったとも言えます。
でもこの一年それなりに実は楽しいこともあったりして、友達に誘われて初めてヤフオクドームに野球も見に行ったし東京03を生で見たりクリープハイプも久々に見れたし、4回目の失恋後には大好きなオードリーのお二人とバカリズムさんを生で見れたし、生星野源を見て泣きかけたし、山里さんとも会って「お、リトルトゥースか」なんて言ってもらえたし、小林賢太郎が生きてるかどうか確認も出来た。

一つだけ言えるのは「死にたい」と思ったことはあっても実際に自分は死のうとしたことは一度も無かったです。
まずそんな勇気も度胸も無いし、あったら実際にしてるし。
一つだけ信じてたのは絶対に生きてれば何かあるってラジオに教えてもらったから。


もう大人の人間ではあるけど少し前にワイドナショーで松本さんが「大人が死んじゃいけないって声を大にして言わなきゃいけない」って言ってたのが今なら分かる気がする。
死んじゃいけないし、まだやってないこと沢山あるのに死ねないんだよと。


入院中に読んだ1冊の本に書いてあった。
その本の著者がとある先輩に「今、幸せ?」と聞かれた時に答えられなかったと。
その先輩は世に圧倒的に名前を残したと。

別に自分は天才でも無い。
ラジオにメールをちょこちょこ送ってたまたま運の良いことにすぐ読まれて少しだけ天才だとか周りの人とは違うとかみたいに思ってたのかな。
だから、友達のラジオリスナーに電話出たことあるとかこれに採用されたとか言いたがるんだろうな。


色々書いたけど、今は食欲もあります。寝れてます。
ヤバかった時よりはラジオで笑えてます。
でも、あんまり友達はいないし彼女なんていません。


前より圧倒的に自分が違うのはそんなムカつく嫌な自分ともう少しだけ正面からぶつかってみようと思う。
ぶつからないで猫だましばっかりしてるから今止まりでしかないし。


明日までは生きてみようかなって感じで毎日生きてればとりあえず死なないで済むと思いながら、とりあえずこのブログをお開きにします。
デートって楽しいんだろうなぁ。


実はこのブログ、2冊の本の感想を書くつもりでしたが途中でやめました。
面倒くさい社会だから、お前なんかが感想書くな!とか言われそう。別にそんな声はそもそも上がらないと思うし、何より嫌われることは特に気にしてないけど本の感想は夏休みの読書感想文の宿題までに収めればそれでいいのかなとも思ったりしたし。
長々と書くのは違うのかなとも思いまして。

その2冊の本、最高なんでタイトルから察して各々で読んで下さい。


最後に2013年からバカリズムさんや有吉さんといった有名人のTwitterを見たいがために始めたTwitterですが、辞めます!!!!!!









…といきなり宣言して辞めるかもしれませんし、ある日急にポッと消えるかもしれません。
ここ一年でやめようかな?って思うことが増えたので。言うならば脱臼ゴリラと同じ感じでやめる時はやめるかなと思います。






全体的に暗めのブログになったのでおススメの曲でも書いて終わりでーす。(小宮さん風)


Base Ball Bear 歌ってるんだBaby.[1+1=new1 ver]

静かなラップでクリーピーちゃんとか好きな人に勧めたい曲。小出さんはラップも上手い。

クリープハイプ わすれもの

映画「私たちのハァハァ」主題歌。
疾走感溢れる1曲。

きのこ帝国 WHY

アップテンポで切ない。佐藤さんはこういう感じ出すのが上手い。

YUKI 漂流教室

銀杏BOYZ漂流教室をカバーした1曲。
カバーアルバム「きれいなひとりぼっちたち」に収録。
歌詞の題材が悲しいのに明るくなれる。

それでは










おやすミッフィーちゃん。