nfbanana’s diary

どこかの誰かの戯言

7.トラウマ-拾うまでもない話

苦手な食べ物、小さい頃の経験からこれが不得意など誰でも一つぐらいはあると思います。

 

 

自分は恥ずかしい話ですが女性恐怖症です。

そんな病気は無いけど、もう断定します、ハッキリ言います、そういうやつです。

 

 

中学の時、給食時間にグループで給食を食べていたら、好きな人のイニシャルを言うという流れに。

その時、自分も本気では言ったのですが何故か自分がその人を好きという事実と噂だけが1人歩きしてしまうことに。中学の時の自分はいわゆるいじられ的ポジションにいたのも大きかったんだと思います。

周りの友達にそそのかされて掃除時間に何故か好きな子に告白するという流れになってしまいました。2人きりにさせられその子にハッキリと目を見て「キモっ」と言われたのが思えば始まり。

もちろん中学生というのもあったのでしょうがあまりにもストレートな言葉に後から思い返せば、かなりショックでした。

まぁその子は美人で美人で美人だったもので。

同じ野球部で小学校が同じだったやつが何故か自分に太ももの内側にホクロがあるという情報を教えてきたことがそういえばあったな。

余談ですが自分の中学は学年が上がるごとにクラス替えが毎回行われ、学年全体で100人弱いたので3年間同じクラスになる可能性は結構低めなのですが、自分が唯一3年間一緒だったのはその子だけでした。

今でもたまに同級生とその子の話題になると「話しかけやすくていい子」と友達は言いますが、自分からしたら「自分が話しかけてはいけない人」といった印象でしかなく。

これが第一トラウマ。

 

この事から自分が学んだ教訓。

 

基本、女性は男性より強い言葉で強く接する人が多い上に興味無い人ほどその強さのHP(ヒットポイント)は増す。

また、実際に好きな人がいたとしても当たり障りの無いちょうどいいラインの人を突くといった『本心を隠すべく所では隠しつつ、建前を上手く魅せなければならない相手を見極める技術と人に合わせる判断力』を、身につけておくとさらに得策。(あちこちオードリー又吉ベッキー回「本音と建前論」より参照)

 

 

 

高校の頃、いわゆる僻みや妬み嫉み目線ブームが全盛にやって来た時期。

同じクラスの茶髪でショートカットの子にいわゆる一目惚れ。

ですが、中学の時の経験からまずは綿密に計画を練ることを計画。計画の計画。その計画を高校に入って初めて出来た友達に相談&計画。CHAGEandASKA。

アルコ&ピース。

少しずつ相談を重ねていったのですが、最初は乗り気だったのに徐々に歯切れが悪くなる友達。しまいには「やめた方がいいよ」と言う次第。

そんなある日の学校帰り、別の友達とバスで帰っているとその友達が自分の携帯を奪って相談していた友達に「付き合ってるの?」と送った。

友達の態度が変化する少し前から確かに仲良くはしてた好きな子と相談していた友達。

その日の夜中、「付き合ってるよ」と返って来た時、膝から崩れ落ちるとはまさに言ったもので。

後から分かったのですが、周りの友達は自分がその子が好きだということを知っていて自分にだけ黙っていたような空気感だったようです。

 

そのLINE以降、しばらくその相談していた友達とは口も聞かない日々が続きました。しかし、このままではダメだなと思い自分から話し合いの場を設けようと決意。10日ほどの沈黙期間を経て話し合いをしようと自分から持ちかけたのですが、向こうは話し合いに応じず、更には態度が気に食わず喧嘩に発展。

次の日も学校に行けば変わらず教室内でイチャイチャする2人。この時期、教室にいるのが気まずくてとにかく登下校時に吐き気が止まりませんでした。高2になり、好きな子の方が別のクラスになり相談していた元友達とはそのまま同じクラスに。となると、その子は下校時にわざわざこちらのクラスまで出向くのです。まぁその時はいかに目を合わせないようにしたことか。

第二トラウマ。

 

この事から自分が学んだ教訓。

 

どれだけ深い仲でも人との関係性が崩れ去るのは一瞬。人との関係性を崩すぐらいなら自分の思いなんてのは押し殺して結構。我慢ならない程、関係性を崩してもいいと思う程の出来事かは1人で考えてから崩しにかかること。

 

 

 

 

高校卒業後、予備校に通うことになりこの一年は大学受験の為の一年だろうなと思い通っていたある日。

授業でたまたま隣になった子の筆箱にback numberのキーホルダーが。高校時代、吐きそうになりながら学校に行っていた自分が心の支えの一つとしていたのがback numberのANN。それをキッカケにback numberの楽曲にハマっていった高校時代を経て、出会ったたまたまの出会い。

しかし、その日はその人とは話せずに帰宅。

帰宅後、なんとかその人と話すきっかけが欲しいと考えた結果、自宅にあったback numberのロゴのシールを下敷きに貼り次の日は行くことに。

そして次の日、予備校に行くとそれに気づいたその子が話しかけてくれました。

そこからその子とは仲良くなりちょこちょこ話したりはしていたものの浪人生である身としてやはりタイミングは見計らうべきと毎日通いながら思っていました。なので、大学受験を終えてから告白をしようと決意。

しかし、その子は12月に別の人と付き合い始めました。しかし、お互いデリケートな時期ともあり自分からはなかなか「付き合ってるの?」と聞けずそのまま時は流れて2月。

季節はバレンタイン。

帰りのルートが一緒になり、地元の駅前を通るとバレンタインフェアが。

路面電車が駅前へと止まり、何故かまだギリギリ表面上、友達であるその子と自分はそこで降りる。

正直いえば付き合っていることは7割ぐらい分かりつつも残りの可能性に期待を寄せてチョコを選んでいる彼女に「彼氏にあげるの?」と平静を装ったフリして聞くと「うん」との返事。

ジェンガが思いっきり地面に叩きつけられるあの映像が自分の中にフラッシュバック。平静を装い買い物は続く。

 

彼氏へのチョコを買い終えたその子がちょっと待っててとどこかへ。

しばらくして帰って来るとその子は自分にチョコをくれました。買い物に付き合ってくれたお礼だそうで。

 

そして、時は流れて3月。

その子を食事に誘いました。

色んな話をして楽しかったことだけは覚えてます。そのこと以外は覚えていません。何故なら時期的にもホワイトデーということもあり、バレンタインのお返しをしようと試みていたこと。そしてそのお返しの中に手紙を入れて玉砕覚悟で告白をしようとしていたこと。そのことで頭がいっぱいでした。

楽しく喋りお互いのこれからの道にお互い幸せがあるようにと願うかのようなトークを繰り広げた最後、その子が電車に乗って帰っていく直前にお返しを渡し、電車に乗り帰って行く彼女を見送ったその日の帰りはback numberの世田谷ラブストーリーを聴いて帰りました。

しばらくしてからLINEでやりとりをしていく内に自分勝手に告白してしまったことに謝ると

 

「謝るぐらいなら告白しないで欲しかったかな」

 

まぁ、妥当かつ正論ですよね。

その1年半後にその子をback numberのLIVEに自分から誘ってみたことから(結果的には実現せず)から途切れかけていたLINEのやりとりを再開させ、そこから少しだけ会うことにはなるのですが待ち合わせ場所に彼氏を連れて来たことから「あぁ、この人自分のことはもうそういう風にはなんとも思ってないんだな」と思い知らされることに。

しばらくしてその子は自分とのトーク履歴から退出していました。

第三トラウマ。

 

このことから自分が学んだ教訓。

 

恋愛に順番など存在しない。

目の前の恋愛が成就しようと玉砕しようと、常にこちらの一方通行ぐらいに思いつつ。自己評価を高い所に置いていると自分の中で音を立てて壊れるだけなので7:3ぐらいの割合で慎重:大胆を。

(このエピソードで沈黙の金曜日で読んでいただき、さんまさんのニッポン放送の特番では生電話をさせていただきました。生きてるだけで丸儲け。)

 

 

友達に誘われた飲み会にて。

ずっとこの調子ではダメだということで、友達に誘われた飲み会で一念発起。

これまでの経験が災いして自分の口にチャックをかけてしまったまま飲み会は続く。

このままでは!ということで友達を間に入れてとある女性と仲良くなりました。トラウマをミルクレープの生地ぐらい重ねた自分としてはよくやった!と自分に言い聞かせ勇気を出してLINE交換。

お互いにサカナクションが好きで邦楽好きだということから話は弾み、さらには向こうは大学でバンドをやっているということで後日その子の大学におよそ2時間かけて向かい学祭でのステージを見に行くなど自分の中では上手くは行ってるつもりでした。

今までの経験からしつこく行かずでも粘り強くを心がけてLINEでは程よいやりとりを行い続けました。

自分の中ではこの頻度は3、4日に1回ぐらいだとは思ってたんですがこれはあるあるなのかたまにLINEに急に全く既読がつかない人っているんですよね。

返事を待って返して待って返してのラリーがある日から急に何か悪いことをしたワケでもないにも関わらず、既読もつかず返って来ずに。

それでも粘り強く3、4日おき程度に返事が返って来ずともLINEを送りました。

文字で伝えても上手く伝わらないですが、当時は脈ありと思っていたからこそここ掘れとばかりに何も見えなくなっていたのでこの頻度が適切だと思い込んでいたんですよね。

そしてしばらくしたら嫌われることに。

「お願いなんで私のこと忘れてください」

こんなセリフ聞くんですね。

自分で招いたようなものですが

第四トラウマ。

 

この事から自分が学んだ教訓。

 

落ち着く。

「自分が」ではなく「相手が」が大事。

あと女性は冷めやすい。

 

トラウマと言えば自分は数え切れないほどあります。

大小問わず言うならば

小さい頃に飲んだグレープフルーツジュースが苦くてグレープフルーツは未だに苦手だし、合宿所で出た納豆のせいで食べるのが遅くなり納豆も未だに苦手。

高校の頃、毎朝ワーキャーワーキャーブチ切れそうになるまで家から持ってきた雑誌を広げて騒いでいたクラスの女子のせいで2次元系やジャニーズには未だに拒絶反応を示してしまいます。(ジャニーズや2次元には罪は無いです)

 

 

トラウマってのは目には目を、歯には歯をでそのもの事態を避けて通っている以上は深く根強くしがみつくもので一度本当に向き合ってみないと浄化されないものだと思う。

人間には出来ること、出来ないことが大きく別れるものでトラウマを避けるとは即ち「出来ることを出来る範囲で出来る分だけやること」

正直恋愛しなくてもグレープフルーツや納豆を食べなくても2次元やジャニーズに興味を示さずとも生きてはいけます。

 

ただ、避けること自体は恥ずかしくなくてもそれを避け続ければいつかはそこに目線を向けることすら無くなるワケで。

 

第四トラウマ後、自分の心に一つ決めたことがありそれを今でも自分に言い聞かせています。

 

 

今後、プラスの事が起こればその時はそれを引き寄せた自分の手柄なのでその時は目一杯自分を称える。

逆にマイナスの事が起これば如何なる理由でも自分に1ミリでもあると思え。

 

以前、木村祐一さんがテレビで再婚した際に

「結婚した時は自分を目一杯褒めてあげないといけないし、離婚した際には自分が悪いと思わないといけない」と言っていました。

 

 

その為にもこうやって一度振り返って見ましたとさ。一度振り返って反省しないときっと同じことの繰り返しで腹が立ちムカつき落ち込みの最悪の輪廻転生。

やっぱりヘタクソなんですよね。

当時の自分は気づきもしてない自分の失態に今の自分はきっとムカついてるでしょうね。

 

ある人からは「童貞っぽい、童貞臭がする」なんてことを言われました。

恥ずかしいというかまず自信の無さとかは表情や態度に現れるようにきっと今の自分は対女性の能力がEなんです。もしかしたらそれ以下かも。

 

 

 

かつてあった恋愛を斜めから斬るブームの波に乗っていたはずの自分がその波から落ちたのか飽きたのかはたまたただただ疲れたのか誰かが惚気てもなーんにも思わなくなりました。

もちろんその波を偉そうに否定する気は無いし、それをやってる間は楽しかったりしたんだけどね。

ただ。

 

ここで書いたようなトラウマを誰もが分かってくれるワケじゃないし自分はこういう人間ですって100人いたら99人は知らないって思って生きないとそらずーーーっとこのまま。

 

 

一度振り返って過去のことをトラウマと認めてみることから始めよう。このブログからそうしよう。

 

 

過去の自分と能力に長けた人から学ばないと長距離走のトラックをずっと走っているような感覚で生きてしまうので。

 

 

ダさいけど好きっていう感覚が分からなくなっている今の自分。

もうよっぽどの事が起こらないと自分の心は動かないしあと何年かしたらこのトラウマも「言い訳」なんですよね。社会出たら関係ねぇんだよねここに書いてること。初対面の人からしたら「知らねぇよ!!!!」のラッシュラッシュ。

 

焦ってます。

 

 

コロナマジ邪魔なんだけど。

どうぞこんな情けない自分を嘲笑ってやってください。

もうその辺の感覚、かじかんで無いに等しいので。

 

 

P.S. Mr.ChildrenのエソラのMVキレイ過ぎるよね。